発達のとびら 発達障害の情報を、ひとつの入口から

発達障害を公表している人

このページに載せているのは、本人が公表している事例だけです。「〜と言われている」は載せません。だから数は多くありませんが、書いてあることは確かめられます。

かんたんにいうと

  • 自分から話している人だけをのせています。
  • うわさや、たしかめられない話はのせません。
  • どこで話したのかも、いっしょにのせています。

このページの掲載基準

有名人の発達障害について書かれた記事は数多くありますが、根拠が示されていないものが大半です。本サイトでは次のルールで運用しています。

載せるもの本人が公の場で公表しているもの。出典URLを必ず添える
載せないもの「〜と言われている」「〜の噂がある」「〜の可能性が指摘されている」
載せないもの第三者による推測、周囲の証言だけのもの
載せないものすでに亡くなっている歴史上の人物への後付けの診断

一覧

栗原 類くりはら るい

モデル・俳優・日本

公表している内容:注意欠陥障害(ADD)

2015年5月、NHK「あさイチ」に出演した際に公表。2016年に自身の経験をまとめた著書『発達障害の僕が輝ける場所をみつけられた理由』(KADOKAWA)を出版している。8歳のときに米国で診断を受けたと語っている。

出典:『発達障害の僕が輝ける場所をみつけられた理由』発売(KADOKAWA プレスリリース)

グレタ・トゥーンベリGreta Thunberg

環境活動家・スウェーデン

公表している内容:アスペルガー症候群

本人が公の場やSNSで繰り返し言及している。「隠れるためではなく、いまだにこれを『病気』や否定的なものと見る人が多いから公表している」という趣旨の発言を残している。

出典:Greta Thunberg: Who is the climate campaigner?(BBC News)

スーザン・ボイルSusan Boyle

歌手・イギリス

公表している内容:アスペルガー症候群

2013年12月、英紙のインタビューで診断を受けたことを明かした。子どものころは出生時の酸素欠乏による脳の損傷と説明されていたが、専門医の診察を受けて診断が変わったと語っている。

出典:Susan Boyle reveals Asperger's Syndrome diagnosis(BBC News)

現在の掲載は5名です。掲載基準を満たすことを確認できた方から順に追加していきます。

読むときに気をつけたいこと

「発達障害=天才」ではありません

このようなページを見ると、「発達障害の人には特別な才能がある」という印象を持ちやすくなります。それは正確ではありません。

ここに載っているのは、たまたま公表した人であり、かつ有名だから記録が残っている人です。発達障害のある人の大多数は、特別な才能で知られているわけではなく、日常の困りごとに向き合いながら暮らしています。

「才能がないと価値がない」という受け取り方は、当事者を追いつめます。詳しくは歴史上の人物への「後付け診断」についてで書きました。

診断名は当時の呼び方で記載しています

「アスペルガー症候群」は、現在の診断基準(DSM-5-TR・ICD-11)では使われていません。ただし、本人が公表した当時のことばをそのまま記載しています。書き換えると、本人の発言と変わってしまうためです。

現在の診断名との対応は診断名の変遷をご覧ください。

公表することは義務ではありません

ここに載っている方々は、それぞれの判断で公表しています。公表しないことは、まったく普通のことです。

働く場面で伝えるかどうかについては、オープンとクローズの考え方を参考にしてください。どちらが正解ということはありません。

掲載についてのご連絡

出典

最終更新 執筆 sin(ADHDとASDの兄弟を育てています。)